カルシウム・パラドックス

一年ほど前に家内が指関節の痛みを訴えていました。
ヘパーデン結節(第一関節)、ブシャール結節(第二関節)と呼ばれる症状で、リウマチと勘違いされる方もいて、閉経後の女性に多く見られる症状です。

指関節の縁に骨(カルシウム)の棘ができ、それが擦れ合うことによって炎症が起こります。
指を使われる方に多いという説がありますが、女性ホルモンの欠如と、カルシウムの不足にも原因があるようです。

カルシウム・パラドックス

カルシウムが不足すると体内のカルシウムが増えすぎる?

カルシウムが不足すると
●肌荒れ●老化が進む●月経前症候群●肥満●生理痛
●生理不順●頭痛●イライラ●うつ●低血圧 etc
副甲状腺ホルモンが働いて骨に蓄えられたカルシウムを溶かす
骨がスカスカになり骨粗鬆症にもなるが
血液中に必要以上のカルシウムが溶け出す
          
細胞に沈着      血管に沈着

預金通帳に例えると、現在必要も無いお金が勝手に引き出されるという現象が起こります。

細胞に沈着した状態が関節の棘をつくります。
血管に沈着すると動脈硬化が起こります。

家内にイソフラボンが配合されたカルシウムを飲ませたところ、一ヶ月ほどで指関節の腫れが引きました。(家内は骨密度が低いのです

指関節に痛みを感じることがありましたら、カルシウム・パラドックスを疑ってみてください。

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