K様からの脂漏性皮膚炎改善のメール | タイセー漢方
長谷川先生
脂漏性皮膚炎を治していただいた○○です。
おかげさまで、全く問題なく過ごしております。
本当にありがとうございます。
以前お話しした体験談をお送りします。
皮膚炎の最中は、少しでも治癒につながる情報を得たいと、毎日のようにインターネットで探していました。
もし私の体験を御サイトに掲載していただいたら、悩んでいる方の目に留まり少しでも治癒の手助けになるかもしれないと思い、体験をまとめました。
長さや内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
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と、辛かった症状と治癒までの経過が詳細に送られてきました。
何をしても改善策が見つからなかった苦悩の日々がよくわかります。
「悩まれている方々のために、HPに掲載してください。」という慈愛に満ちたメールです。
脂漏性皮膚炎治癒の記録(40代 女性)
発症は2017年8月の半ば、とても暑い日が続いた時期でした。
左の鼻の横に数個の白いぷつぷつが出来て周りが赤くなっていました。
触るとつぶれました。
痛みやかゆみはなく、アセモかなと思いました。
翌日同じ場所にまたできました。
2,3日でかなり広がり、皮膚科に行きました。
診断は「脂漏性皮膚炎」でした。
常在菌のマラセチア菌が過剰に発生している状態だそうです。
殺菌と炎症を抑えるために、ケトパミンとロコイドクリーム(弱めのステロイドだそうです)を混ぜた軟膏が処方されました。
1週間ぬりましたが良くならず、右頬とあごにも広がりました。
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そこで、別の皮膚科に行きました。
そちらの医師は、
「原因は年齢的にホルモンバランスの崩れが考えられます。前の病院で処方された軟膏は、脂漏性皮膚炎の治療薬として正しいが、私はステロイドを処方したくありません。副作用として赤みがとれなくなることが考えられるから。時間はかかるけれど肌を元気にしていく治療をしましょう。」
と言われました。
プロトピック軟膏(炎症を抑える)、ビタミン剤3種類、美白ジェル(病院配合のクリーム)、ティートリーの石鹸のサンプルをもらいました。
1週間使いましたが症状は改善されませんでした。
通院しながら、インターネットで有益な情報はないかと日々検索していました。
あるサイトに、「ステロイドは良くない。自分はプロトピック軟膏で治った」という情報がありました。
ですからこの処方にとても期待して治療を続けました。
ジェルと石鹸は保険適用外なので1万円以上しましたが、これで治るならと、ジェル(1つ9000円以上)は2つ買い、毎日たくさんぬりました。
しかし2ヶ月経っても良くなりません。
「時間がかかる」と聞いていましたが、悪化しているとしか思えませんでした。
おでこ、まぶた、眉間にも湿疹がでました。
鼻や顎はマスクで隠れますが、目の周りは隠せません。
マスクにサングラス姿で外出するのはかなり怪しいので、帽子を目深にかぶりマスクをしていました。
まぶたは目頭周辺がぼこぼこと硬くなり、まるでお城を囲む石垣のようでした。
この頃の顔は、ぷつぷつがつぶれる → 皮がむける → 顔一面の皮がささくれだったようになる → すぐまた新しいぷつぷつができ、その周りは赤くなり少し腫れている、という状態です。
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別の美容皮膚科の医師にも相談しました。
「ビタミン剤で肌の調子を上げるのはよいと思う。甘いものと油を控えて、紫外線を避けるために化粧はした方がよい」ということでした。
しかし化粧をすると、ささくれだった皮が余計目立ち、顔が毛羽だったような感じでした。
玄米中心の菜食にしたり、あるサイトになった「皮膚炎の原因となるカビが好物のパンを食べない」を実行したりしましたが、効果がなく本当に落ち込んでいました。
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10月の終わり頃、数年前に味覚障害を発症した時に治していただいた「タイセー漢方」を思い出しました。
耳鼻科でさじを投げられ途方にくれていたときに、家族がインターネットで探してくれたのがこちらのサイトでした。
長谷川先生ご自身の味覚障害の体験談はとても説得力があり、すぐに電話をし、そして数日で治りました!
今回は皮膚炎。
これを相談してよいものか悩みましたが藁にもすがる思いで電話をしました。
先生は私の症状と今までの治療内容をお聞きになって、「内服薬の処方で治る症状ではないと思います。」とおっしゃいました。
私はこれを聞いて「まさに私もそう感じていた!」と強く思いました。
先生はその後メールで送った私の写真をご覧になって、
「肌の菌をなんとかしないと。治療のためのサンプル品を送りますので使用してまたご連絡ください。」
とおっしゃいました。
サンプルが届きました。
①●●●●●●●石鹸(泡立て用のスポンジ付き)
②●●●●●ローション
③●●●●●ジェルクリーム
④漢方薬
早速使った翌日の午前中に、今まで以上に顔中がぷつぷつ・真っ赤になりました。
何かが「噴出する」という表現が当てはまると思います。
まぶたは腫れあがり、視界は半分になりました。
これは好転反応なのか、拒絶反応なのか。
痛みや熱はなく好転反応だと感じました。
長谷川先生に連絡し写真も送り、みていただきました。
先生は
「もう少し様子を見ましょう。好転反応の場合は長くても1週間でおさまります。」
とおっしゃいました。
使用を開始して3日目、赤みの範囲が狭くなり、触るとでこぼこしていた肌が平らになっていました。
8月の発症以来、初めてでした。
すぐにまた先生に連絡し、1ヶ月分の薬を購入しました。
その後はどんどん波が引くように湿疹と炎症が消えていきました。
2018年1月末現在、まったく症状はありません。
長谷川先生には、
「顔の症状だから、特に慎重になりました。」
と、とても丁寧に対応していただき心から感謝しています。
もしあのまま皮膚科巡りを続けていたら、治ったかどうか疑問です。
おそらくもっとひどい状態になって、ほとんど引きこもり状態になっていたと思います。(10月以降はプチ引きこもりでした。)
あるいは、強いステロイドを使っていたかもしれません。
毎日が不安で恐ろしかったです。
家族は、「あの頃は、炎症と湿疹のせいか肌が少し腫れていて、顔が大きくなっていた」と言っています。
治ったことをとても喜んでくれています。
長谷川先生、本当にありがとうございました。
脂漏性皮膚炎という皮膚病は難治性ということを耳にしております。
特に顔の中心部に現れた症状では、女性にとってはとても大きな悩みになるはずです。
・皮脂分泌の増加
・皮脂成分の異常
・常在菌であるマラセチア菌の増殖
・ビタミンの不足
・ストレスなど
一般に、原因は上記のこと等があげられていますが、K様の場合も全てを行ってみてもお手上げ状態だったようです。
ただ、結果としては医薬品を使わなくとも、数日で効果がわかるものなんだと、私自信とても良い勉強させていただいた次第です。
味覚障害同様、なってみた方にしかわからない苦悩です。
詳細なメールをいただき、どうもありがとうございます。
この詳細なご報告が、今後の皮膚病の治療の参考になります。
管理者より