T様から慢性膵炎改善のメール | タイセー漢方
2008.09.21 記
長谷川様
ご丁寧なメールをありがとうございます。
「心を開くと薬を身体が受け入れる」
なんと奥深いお言葉でしょう♪
私の場合は、今まで漢方は結局のところ色々試して最後にたどり着く最後の手段的な観念が強いからでしょうか、、、膀胱炎、味覚障害、そしてまったくお手上げの膵炎と信じられないほどの効き目を感じています。
その効き目もおだやかで、自然治癒力によるものなのか、漢方の効き目なのか判断がつかない、本当に不思議な感覚なのです。
今回長谷川様へのメールが遅れたのも、実は漢方による体調の良さなのか、単に色んな要因が重なって膵臓の調子が良いだけなのか判断がつかず、様子を見ていた、、というのが本音のところでした。
私の慢性膵炎の症状は症状が強かったり弱かったりを4年間繰り返している状態です。
発症当初の1、2年間は痛みがひどく、必要最小限のことしか出来ないような状態でした。3年、4年と経つうちに徐々に膵臓の方も落ち着いてきたのでしょう。
以前ほどの激痛はなくなりました。それでも色んな条件によって(一番は食事ですね~)痛みを繰り返していました。
現在もその状況は変わらず、痛みが出てきたら食事をおかゆにしたり、プチ絶食をしたりと膵臓のダメージが遠のくまで食事を自粛するという生活を繰り返しています。
難病、慢性病なのだから、治ることはない、気長に付き合っていくしかない、、それがこの病になってからの私の病気に対する姿勢でした。
それはもちろん今も変わっていません。
腸の不調は膵臓の不調と比例して周期的にありました。病院にも何度かかかりましたが、(腸内環境を整えるためにビオフェルミンを、またたまったガスを消すお薬を処方)ほとんど効き目もなく、できることといえば自分の持つ自然治癒力が引き出され腸の調子が戻るのを待つことだけでした。
もう打つ手はないのかな、、、と思っていた矢先、ふと漢方のことが頭をよぎりだめもと(笑)の境地でご相談差し上げさせていただきました。
飲み始めて3日過ぎた頃から変化が現れます。
まず、一番不快だったガスがたまらなくなったこと、あとは便の状態が非常に良いものになったことです。
もう一つは食欲が以前より出てきたことです。
ここで落とし穴がありました。食欲が増したことで、食事の量が増え、それが膵臓に負担をかけたのでしょう、痛みが再発してしまったのです。。
ただ、今回は漢方薬を飲み続けているからという安心感もあったからでしょうか、いつも一旦痛みがでると週単位回復まで時間を要していたのが、比較的早く回復しました。
その後はこの食欲につられて食べ過ぎてはいけないことを学習し、食事制限をできるだけ守るようにいたしましたら、良い状態が続くことが多くなりました。
現在は漢方薬を飲まずとも便の状態、膵炎の状態も落ち着いており、体調の変化に応じて漢方を取り入れるようにしています。
以上が私の現状です。
HPへの掲載、どうぞご利用下さい。
一人でも多くの膵炎患者様のお役に立てればこんなに嬉しいことはありません。
味覚障害でお悩みの方がまだまだ多いのですね。
そのような方々が味覚を取り戻され、今までのような明るい笑顔を取り戻されることを心から願ってやみません。
私でお役に立てることがございましたらいつでもご連絡くださいませ。
時節柄長谷川様も体調には十分ご注意くださいね。
○○.T
味覚障害のご相談からお知り合いになれたT様から、慢性膵炎の改善報告をいただきました。
(長崎ですからもちろんお会いしたことはありません)
今年に2月、インフルエンザから再び味覚障害になり、ご相談をいただき早期回復されました。
(実は、8月にPCのいじりすぎで過去の全てのご相談やご報告を消してしまったのです。 ア゛ー(;´_`;)
このとき、味覚障害は亜鉛やミネラル不足だけで起こるものではないと改めて確信が持てた次第です。
膵炎のご相談をいただいたときに、私と同様「脾(胃と腸)」がウィークポイントなんだと思いました。
病は隠す方が多いです。口に出すことをためらう方が多いです。陰にこもって鬱になっていく方も多いです。
「私でお役に立てることがございましたらいつでもご連絡くださいませ。」
と、本当に心の広い素敵な方です。
とても爽やかな気分になれて、是非皆様にご紹介したく思った次第です。
管理者より